クラッチについてのうんちく
最近の車は、オートマチックが主流です。
免許証もオートマチック限定も用意をされています。
年々、マニュアル免許証の取得率は減っているのではないでしょうか。
実際、私の子供でさえもオートマチック限定免許証です。
マニュアル車には、クラッチが付いています。
大型バスや、トラック等もオートマチックが主流になっています。
マニュアル車が徐々に減り、やがて消滅してしまう事態も起こりそうです。
クラッチは、エンジンとトランスミッション(変速機)の間に取り付けられて、発進、変速時にエンジンの力をトランスミッションに伝えたり遮断したりする役割を行う「動力伝達装置」の事です。
そこで、クラッチの形状はというと、円盤状でエンジンとほぼエンジンと同じ回転で回っています。
クラッチペダルを踏む事により、クラッチの回転は遮断されます。
つまり、回転(動力伝達)のオンとオフを繰り返しているのです。
クラッチを操作するためには、クラッチペダルの操作が必要です。
クラッチ操作は、車を操る感覚がある事を知って頂きたいと思います。
シフトレバー操作とクラッチペダルの操作を上手にコントロールできると運転が楽しくなると思います。
まさに、車を操っている感覚が伝わってきます。
ブレーキと聞けば、ブレーキペダルを想像されると思います。
ブレーキの中には、エンジンブレーキも存在するのです。
クラッチペダルの操作でエンジンブレーキを発生させるのです。
エンジンブレーキは、急な下り坂やカーブの入り口で、大変有効な手段です。免許取りたての頃、友人の間でブレーキを踏まないで走行する事が、運転技術のレベルアップにつながると思い競っていました。
ブレーキを減らし、エンジンブレーキをうまく使う事を競っていました。
恥ずかしながら、街道レーサーで競っていた時期もありました。
マニュアル車が主流で、オートマチックは少ない時代でした。
最近は、ハイテクも進み自動運転も近い将来やってくるのでしょう。
近年、車の操作は容易になってきています。
エンジンスタートキーの操作をし、シフトレバーを動かす事で発進できます。
操作が、やさしくなる事を望む人も多いと思います。
障害を持っている方には、喜ばしいと思います。
サーキット走行のレース業界でもオートマチックを取り入れているメーカーも多く存在しています。
世界最速を競う「フォーミュラF1」でさえも、特殊なオートマチック機能を開発して競い合っています。
ハンドルに、ボタンが付き、各ギヤの操作を行ってもいます。
クラッチペダルの操作を省く事も、競争相手に勝つための手段の一つです。