レンタル絵画ってなに?使い方は?

2018年01月19日

素敵なアートのある職場で仕事がしたいと思っていても、本物を購入するのは金銭的にも維持的にも大変です。
会社や店舗に飾りたい方、病院やカウンセリングルームに飾ってアートセラピーを行いたい方、また、自宅の応接間に飾りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
画廊やギャラリーの実施している、「レンタル絵画」についてご紹介します。

レンタル絵画とは、文字通り絵画作品のレンタルサービスです。有名作家の高額な作品を飾りたい場合や、定期的に作品を入れ替えたい場合は、購入するよりレンタルした方がお得です。また、飾る期間が決まっている(レンタルスペースを利用しているなど)にも、1ヶ月から3ヶ月単位で利用できるのでおすすめです。
基本的には、購入と同様に、飾りたい場所雰囲気とスペースに応じて作品を選び、画廊に発注します。作品についてよくわからないという人は画廊に、「このくらいのスペースに飾りたい」と相談すると、適切なサイズ・作品を教えてくれます。また、額縁の購入・レンタルも可能です。

サイズについて、人物画によく使われるFサイズを例にとると、F6サイズが一般的なレンタル絵画で取り扱われる最小サイズです。これは410×318(cm)で、A3サイズの書類と同じくらいです。廊下などにも飾れる、存在感のあるサイズとしてF50サイズがありますが、これは1,167×910(cm?)と、A0サイズより一回り大きいくらいです。さらに大きい、一般的なレンタル絵画で取り扱われる最大サイズとして、F100サイズは1,620×1,300(cm)と、縦に置くと小柄な人であれば全身収まってしまうくらいの大きさになります。
もちろん、多くの画廊でもっと小さい・大きいサイズの絵もレンタル可能です。飾りたいスペースに合わせて調整できます。ただ、購入に比べてある程度制限がありますし、大きい作品はレンタル料金が高くなります。
作品の題材や雰囲気についても、画廊に相談して決めることができます。作家名がわからない場合や、すでに持っている作品があり、似たような作品を飾りたいときにも対応してくれます。美術館収容や個人所有の作品の場合、版画や複製画を利用することになります。

レンタル絵画は購入より気軽に始められ、費用も抑えることができます。また、画廊がサービスを行なっていることで、気に入った作品を購入することも簡単です。
レンタル絵画は基本的にオフィスや店舗、病院などを対象としています。レンタル期間は1?12ヶ月程度で、サイズと枚数によって値段が決まります。画廊によって値段は多少開きがあり、実施していない店舗も多いので、利用の際は直接画廊に確認することをおすすめします。
一般家庭でも来客が多い場合や、作品を購入する前に部屋に飾ったイメージを確かめたいという時には、レンタル絵画を利用するのもおすすめです。

一枚お気に入りの作品を飾りたいというよりは、スペースの雰囲気と広さに合わせて手頃なものを飾りたい、定期的に作品を入れ替えたいという人は、ぜひレンタル絵画を利用してみてはいかがでしょうか。

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