奈良の街づくりを参考にする
2017年10月04日
観光地として考えた場合、古都である奈良と言うのは京都と並んで魅力のある場所と言えます。
特に時代的に考えれば京都よりもより古い時代に都があったのが奈良ということで、よりアーカイックな感じが残っているのが魅力と言えます。
実際、奈良に行ってみると観光に立脚した街づくりをしていることがわかります。
奈良のお店や会社などもそうした観光地奈良に即した店づくりや会社作りをしています。
つまり、奈良のお店や会社は地域と一体となって奈良の街を盛り立てていると言って良いでしょう。
この点は観光に力を入れたいと思っている他の地域の模範となるのではないでしょうか?
ただ、単純に奈良の模倣をしても上手くいくとは限りません。
それは奈良には他の街にはない、独自の観光資源がたくさんあるからです。
国宝や重要文化財などがまさに目白押し状態というのは、他の地域では難しいでしょう。
ですから、単純な模倣ではなく、先ずは自分の観光地の魅力は何かという点を徹底的に問い詰める作業から始めてみる必要があるでしょう。
そして、それが理解できて初めて、アピールするべきものが決まるということになります。
それを地域で共有できるようになれば、あとは地域が一体となってそれを盛り上げていくというのが良い手法と言えます。
こうした活動の中で地域の結束がさらに強まるのが理想と言えます。
上手く歯車がかみ合えば、街づくりという点でもすごく有効な手法であることは間違いありません。