学生時代に買ったパレットを今でも使い続けています。

2016年11月03日

私は現在、40代前半の会社員ですが、物心ついた時より絵を描いたり、工作したりすることが大好きで、学校の図画工作や美術の成績は常に5でした。

中学や高校の美術の先生たちからも、将来は芸大か美大に進学した方が良いと勧められていましたが、家庭の諸事情でそうしたコースには進まず、一般的な大学へ進学しました。
しかし、絵を描きたいという気持ちは常に持っていて、大学進学のために地方から上京した際も、暇さえあれば、アパートで絵画制作ばかりしていました。

都内の有名な画材店で絵具やパレット、絵筆など一式をそろえ、他の大学生などとのグループ展出展に向け、時には徹夜するほど作品づくりに没頭していました。
また、某劇団の舞台美術などのサポートメンバーとしても参加し、大学の授業そっちぬけでこうした活動をしていました。

学生時代のこのような活動をより活かすため、私はそのあと、地元の広告代理店に就職し、デザインに触れる毎日を過ごしだしました。
社会人として働いてからも絵は描きつづけ、学生時代に買いそろえたあのパレットや絵筆を使い、制作しています。

絵画制作はいまだに続いていますが、学生時代に買ったパレットは年数を重ねるごとに付着した色がどんどん増しています。
洗剤などを使い、たわしを使ってたまにごしごしと洗っても、今となってはもうなかなか落ちません。

しかし、その落ちない絵具こそ、私がこれまで歩んできた絵画制作の道のりです。
もうかなり傷んできたパレットですが、これからも大切に使い続けたいと思っています。

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