少数派かもしれませんが、私はこのように野球を観て楽しんでいます

2018年10月09日

プロ野球の試合を観戦する時の醍醐味として、私は試合に勝った負けたの単純な結果よりも、その試合中に見せられるピッチャーとキャッチャーによりバッテリー間の攻め方にあると思っています。
スポーツ全般に言えることですが、試合に勝つためには自分の長所を最大限に活かす戦い方と、一方で相手の長所を完全に消し去る戦い方の二つのパターンがあります。
野球においても同様で、ピッチャーが最も自信のある球をバンバン投げていくのか、それとも相手が苦手とするコースを徹底的に攻めていくのかを見るのが面白いのです。
打者もそれを見越して、どのようなボールが来るのかを読む必要があり、このバッテリー間の攻めと、打者の読みの攻防がたまらなく面白いんですよね。
またバッテリーの攻め方としては、どのような球種を選択するのかもそうなのですが、どのようなコースを選択するのかにも注意を払う必要があります。

例えば「見せ球」というものがありますが、分かりやすい例で言えば横に流れるスライダーのようなボールを決め球として考えている時はインコースの際どい所を、フォークボールのような垂直に落下するようなボールを決め球として考えている時は高めの速い球を投げることで、打者をけん制することになります。
その見せ球を投げさせるためにはカウントを悪くしてはいけないので、1ボール2ストライクくらいに持っていくように組み立てなくてはなりません。
そのためには初球をどのような攻めにするのか、と結論から初めに戻って組み立てていくさまが面白いのです。

私のような楽しみ方は少数派かもしれませんが、もし野球に慣れてきたらそのような楽しみ方にも挑戦してほしいと思います。

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