食いしん坊が物は試しとやってみたこと

2017年01月05日

クロッテッドクリームといえば、英国紅茶の好きな人ならピンとくるかもしれません。
イギリス式のアフタヌーンティーでスコーンと一緒についてくるバターでもない・マーガリンでもないかといって生クリームとも違うものです。

特に味はつけられていませんが、濃い乳製品のクリーム独得のコクがあります。
半分に割ったスコーンにこのクロッテッドクリームをたっぷりとつけてからイチゴジャムもつけて食べるのがイギリス式、なかなか美味しいものです。
本格的な英国式のアフタヌーンティーなんてものには必要なものだと思います。

デパ地下のバターやチーズの売り場でたまに見かけることはありますが、あまり日本人にはなじみがないせいかスーパーで見ることはありません。
それでも有名なデパートの英国展なんかが開催されると、このクリームの売り場には行列ができるので知っている人はぜひ欲しいものなのだと思います。

たまたまデパ地下で輸入チーズなんかを扱っているコーナーで見つけてさっそく買ってきました。
お休みの日にスコーンを焼いて、さっそくその日のおやつはアフタヌーンティーとしゃれこんだのです。
濃厚なクリームは美味しいですが、一度にたくさん食べられるということはありません。
だから当然残ってしまいました。

張り切って焼いたスコーンは華族みんな喜んで食べたので、もうなくなってしまったしクリームをどうしようかと思いました。
クロッテッドクリームは普通のクリームというよりバターに近い感じなのでコーヒーや紅茶に入れるというわけにはいきません。

それで以前クロッテッドクリームはバターと同じように使っても構わないと聞いたことを思い出しました。
使わないで開封したまま冷蔵庫に入れておくと傷んでしまうのはわかっています。
それは食いしん坊としてはもったいないと思うのです。

さっそくこれもまた残っていたフランスパンを半分に切り、クロッテッドクリームをたっぷりつけます。
さらにそこにグラニュー糖をまぶし・シナモンパウダーをふりかけてグリルで焼いてみました。
いつものなんちゃってシナモントーストの代わりです。

これが結構アタリでした。
バターのように塩味のアクセントはありませんが、あっさりめに仕上がってお菓子としてもいいくらいです。

ちょっとこの成功に気をよくした一日でした。

無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう