母が終活を開始。実家の断捨離を決行しました。

2016年09月04日

私の実家は、私が結婚して家を出てから新たに新築した家なので私は住んだことがないのですが、建って10年が経ちます。

75歳になった母が「そろそろ終活をしなきゃ」と言い出し、とりあえず片づけをしたいと言うので、手伝い始めたのですがこれがかなりの重労働になりました。
キッチンの横にちょっと広めなパントリーを作っているのですが、その中がとにかく物で埋め尽くされていました。
食品は賞味期限があるから、比較的簡単だろうと食品から片づけを始めたのですが、出るわ出るわ、おそらく10年前の新築時に購入して在庫していただろう食品たち。
もちろん日持ちするものばかりなのですが、さすがに10年もの賞味期限がついているものはありませんでした。
缶詰など開けてみて、意外とOKそうでしたがやはり食べるのは怖いということで捨てまくりました。
インスタント類も変色していたりしていて怖かったです。
梅干しも奥の方から出てきたのですが、赤色ではなくどす黒い物体が。
さすがに梅干しといえども長期保存はできないんだねと言ってふと気づいたのが、瓶で保存していたのです金属製の蓋が劣化して、錆びて穴が開いてました。
さすがに穴が空いてたら長期保存も何もありませんよね。

食品は捨てまくることで片付いたのですが、今度はキッチン用品。なんとまぁ、メーカーが異なるけど用途が同じような物をいくつも購入しておりました。
特にミキサー類。おそらく購入した時に1回しか使ったことないよね?という感じのミキサー、ジューサーが数セット。
大きなジューサー、小さなジューサー、たくさんあれどもジュースは買って来て飲んでおりました。
テレビショッピングでついつい購入してしまうんだとか。あきれました。

そしてキッチンの棚の中からはサプリメントなども色んな種類の物が大量に出てきました。
これもテレビショッピングなんだとか。
しかも飲み切っておらず、大量に残っている。

こんなムダ金使うくらいなら、孫に何か買って欲しいと言いかけましたが、呑み込みました。
更には未使用の食器を大量に発見。これは粗品や引き出物でもらった物が多いのですが、捨てられないんだとか。
いやいや、捨てなくて良いから、使えばいいのに。
母は「もったいない」の基準がおかしくなっているような気がします。
観賞用に購入したのではない物は使わないとその価値が無いのだということをコンコンと説明しましたが、どうしても「保管しておく事に価値がある」ような気持ちが無くならないんだそうです。
捨てられないなら使わなきゃ、と食器の梱包材を全部外して食器棚に入れたのですが、さて、母はどうするのか。今後が楽しみです。
それにしても今回は私の実母なのでさんざん捨てまくったのですが、実は夫の実家の方も結構、物をため込んでるのです。
そしてそれらはいつか私たちが処分をしなくてはならないので、早いうちに夫の母も生きているうちに終活に目覚めてくれないかと願っています。

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