汎用トナーってどうなの?

2016年10月16日

プリンターを使う際、気になるのが消耗品の値段の高さだと思います。とりわけレーザープリンターの場合、トナーの値段も馬鹿にならない......。
どうにかして安くならないかな、と言うときにまず選択肢に浮かぶのが汎用のトナーカートリッジ。いわゆる他社製(サードパーティー製)のトナーです。
こちらでは、そんな汎用トナーと純正トナーの長所と短所をそれぞれまとめてみました。

純正トナーの特徴
・プリンターメーカーの動作保証がある(初期トラブル時購入履歴さえあれば購入した量販店での取替えが可能、等)。
・高品質。仕上がりも安定。初期トラブルが少ない。
・値段が高い。

汎用トナーの特徴
・初期トラブルが(純正トナーに比べると)起きやすい
・トナーの粉が用紙に付着するなど仕上がりが不安定
・トラブル時にトナーの製造メーカーが対応してくれる可能性が高い(郵送でのトナー交換、トナーが原因によるプリンター故障の場合稀に修理代金を負担してくれる場合も)
・動作保証なし。プリンター保証期間中に使用した場合トラブル時に修理代金が発生する事も。
・価格が安い(純正の3分の2、種類によっては半額の物も)
以上です。
ざっと見渡してみるとそれほど多くはないのですが、一番大きなポイントはやはり『価格』と『信頼性』でしょうか。
特にプリンターを購入してありがちなのが『保証期間内に汎用トナーを使用したが為に別件で故障した場合でも修理代金が発生してしまった』と言うことです。
量販店で汎用トナーを買った人の中には「純正じゃないですけど大丈夫ですか?」と尋ねられた方もいらっしゃるかもしれません。それくらい純正品と汎用品を巡るトラブルって言うのは後が絶たないっていう事なんですね。
何か大事なイベントなどで間違いがあっては困る! と言う方は多少値段はしますがやはり純正品を買うのがおススメです。理由は簡単で、トラブルのリスクがずっと低いからです。

では汎用トナーってやっぱりダメなの? と思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。
近年、汎用トナーを出しているメーカーでは実は『トラブル時の対応』を充実させようとする動きがあるんですね。
そのため万一トナーが原因でプリンターに大きなトラブルが起こったとしても、トナーメーカーのサポートセンターに電話したら意外と対応してくれた、なんて事も少なくないんです。長い目で見れば実はコストパフォーマンスは決して悪くないんですね。

信頼性かコストパフォーマンス、どちらを取るか悩みどころですが、純正品と汎用品の違いを見比べて少しでも選択する手助けにしてもらえれば幸いです。

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