西野カナさんの歌詞は素晴らしいです

2017年09月28日

西野カナ オフィシャルサイト より  

去年、レコード大賞と日本有線大賞の二冠を獲得した西野カナさんですが、彼女の素晴らしさとは一体何なのでしょうか?
私はやはり、彼女が書く歌詞ではないかと考えます。
デビューからずっとほとんどの曲の歌詞を書き続けている西野カナさん。恋愛ソング、友情ソング、応援ソングと様々な歌詞を書いています。
そんな彼女の歌詞の魅力とは、やはり『共感』出来ることではないでしょうか?
『このフレーズ、すごく分かる』などと思う場面が多いのだと感じます。
日常のあらゆる場面を切り取ったかのような歌詞は女の子のみならず男の子も『共感』してしまう場面があるのではないでしょうか?
いくつか例を挙げてみたいと思います。

『好き』という曲の中で、『髪型を少し変えたとき1番に君に見せたいのはどうしてお世辞だって誉め言葉もないのに』という歌詞があります。
確かに男の人って大した誉め言葉を言ってくれることは少ないのですが、好きな人には少しイメージを変えた姿を1番に見せたいものです。『トリセツ』の中で、『意外と1輪の花にもキュンとします。何でもない日のちょっとしたプレゼントが効果的です 。センスは大事 でも短くても下手でも手紙が1番嬉しいものよ』とあります。
男の人が書く手紙って、文章がグチャグチャだったり、字が汚なかったり、内容がメチャクチャだったりするのですが、普段、男の人って手紙を書いたりしないのに、私のために一生懸命書いてくれた、と思うだけでキュンとしませんか?
どんなに短くても、どんなに下手でも、その手紙をもらったら彼が一生懸命手紙を書いている姿を想像してしまうものだと思います。

『Dear Bride』では『新しい名字も自然になって 慣れない料理も少しずつ上手くなって 変わっていく毎日と時の中で ずっと変わらない君でいて』とあります。
結婚した友人に送った曲なのですが、私の周りにも結婚した友人がいます。
名字が変わるのは最初はすごく違和感を感じるのですが、だんだんと新しい名字が当たり前になっていきます。
料理が下手だったとしても毎日料理を作っていくと自然と上手になっていきます。
そうやって、だんだんと変わっていきますが、今まで過ごしてきたこととか、友人の私たちとのこととかは忘れずに、たまに会ったときにはいつも通り接してほしいな、ということを想像しました。

『Have a nice day』の中では『5分おきになる目覚まし お願い寝かせてもう少し』とあります。
朝が苦手な私はすごく『共感』しました。
これは私と同じような方々には分かってもらえると思います。
あと5分だけ寝かせて、という気持ちは毎日のように感じます。

『パッ』という曲では『1週間意外と長い なんでまだ水曜日 目指せ華の金曜日』という歌詞と、『1週間意外と早い なんでもう日曜日 迫ってくる月曜日』という歌詞があります。
なんで仕事の日は時間が過ぎるのが遅いのに、休みになったらこんなに時間があっという間に過ぎていくのでしょう?
学生の方でも、学校がある日はこんなに長いのに、土日の休みはあっという間だと感じるのではないでしょうか?
誰もが経験するようなことだと思います。

西野カナさんの歌詞の魅力とは、ひとつひとつの歌詞の中で、聴く側に『想像』させて、『共感』してもらう、といったところではないでしょうか?
1つの歌詞の中で、捉え方は人それぞれ違うと思います。
でも違っていても、その人なりに『想像』して、『共感』するからこそ、その歌が好きになったり、何回も聴きたいと思えるのだと思います。
様々な場面を切り取って歌詞にしてしまう西野カナさんのこれからのご活躍を期待しましょう。
これからも素敵な歌詞を書いてくれるように応援します。

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