逆流性食道炎の対策は生活習慣から

最近強い胸やけや、胃酸が逆流してきて困った経験はないですか？それって「逆流性食道炎」かもしれませんよ。これは胃酸が食道まで上がってきて炎症や腫瘍を作ってしまう病気です。主な原因は生活主幹の悪化だとも言われています。つまり自身の生活を見直せば対処できると言う事ですね。しかし、甘く見ている人も多いと思うので、放置するとどうなるかについて書かせていただきます。

バレット食道

食道の粘膜が、胃の粘膜のようになってしまう病気。食道が炎症状態から回復することを繰り返すことにより、細胞異常を起こします。その結果発がん率があがるのです。

狭窄

喉に腫瘍などがあると、当然食道が細くなり、物が通らなくなります。お年寄りの餅のようにつっかえて大変なことになるやもしれませんね。

また、傷つきやすくなっているからか、吐血も症状として現れるそうですよ。

このように決して放っておけない病気なのですが、お薬があります。しかしその前に生活習慣を見つめ直すことこそが本当の治療となるのです。服薬効果なんて一時的ですからね。

原因となりやすいのは暴飲暴食、ストレス、肥満などです。食事などが原因となることもあるようなので、避けるべきものをあげてみますね。

油物・高タンパク食品・消化が悪い物・辛い物・酸味の強い物になります。またカフェインやアルコール・炭酸飲料もＮＧです。

食べ物そのものだけではなく、食べ方も大事で、早食いは控えた方が良いようです。また過度に締め付けるのも良くないらしいのでベルトの余裕のあるくらいに食べるのをセーブしましょう。

生活習慣の改善と言うと大変そうですが、例えば現在多くの人が洋食よりの食事だと思いますが、それを和食よりの日を作るとか、少しゆっくり食べるようにするなどでも違ってくるのではないでしょうか？また、ストレスも要因となるので、適度な運動で発散しても良いでしょう。因みにこれは胃酸を抑えることにもつながるので一石二鳥ですよ。食材に気を付け、ちょっと生活習慣を変えてみる。それだけで薬に頼ることなく健康的に過ごせるならやる価値は十分あると思いますよ。実践しては如何でしょうか？